これは当日の写真ではありません

3/19(fri) マイク・スターン・バンドのライブを聴いて














 多分ブルーノート東京に来たのは1年ぶりです。
 前回も多分同じバンドでしたが、今回はちょっと注目でした。
 まず、久しぶりにドラムがデイブ・ウェックル登場、それにベースがなんとリチャード・ボナというリズムセクションです(前回はデニス・チェンバースにリンカーン・ゴーインズ)。サックスはボブ・フランセスチーニ。
 まず妻が12時ごろに整理券の列に並び、1時半に僕も到着、3時に整理券を受け取りました。整理番号は2番でした。
 妻の墓参りや喫茶店などで時間を潰したあと、5時半に開場。最前席のやや上手側(ボナ側)に座りました。

 ・・・前置きが長くなりましたが、演奏について。
 まさに圧巻でした。まずボナの影響力たるや大変なもので、マイク・スターンのギターに喰らい付くわ引っ張るわで大騒ぎ!お客も彼が何かするたびに、やんやの喝采。ウェックルも彼のために音の隙間を空けて・・なんてことはせずに、応えるように大騒ぎ!
 で、アンサンブルが物凄い。粘ったりうねったり、しかしガッチリしてるぞ乱れんぞ!
 最近のマイク・スターンのアルバムを聴いてないので、曲は知らないのばかりでしたが、いい曲書くんですよね。黄金のワンパターンって感じでマイク・スターン節の数々を堪能しました。 
 あと、サックスはやや彼のバンドには音がもったりしてるかなとも思いましたが、熱く豪快なブロウは相変わらず、メカニックなフレーズもあったし、よいパフォーマンスを展開しました。どういうわけかテナー吹きはボブという名前が多いですね。今日のボブ・フランセスチーニの他、ボブ・バーグ、ボブ・ミンツァー、ボブ・マラック、ボブ・シェパード、ボブ斉藤・・・みんなプレイが似てるし。
 それにしてもこういうの聴くと、日ごろライブでやってる自分のプレイが、本当にゆるいなと思ってしまいます。
 家で猛烈に練習し、曲も推敲に推敲を重ね、バンドでもぎりぎりのテンションでアンサンブルしていけられれば、どんなに素晴らしいでしょう。
 ちょっと練習方法考えねば。



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